札幌の高校野球について

 こんにちは、水谷です。先日、秋季高校野球札幌支部予選が終わりました。支部代表はとわの森三愛北星学園札幌第一、北海、札幌大谷東海大付属、国際情報の7校となったわけです。まあ、いつも通りのメンツというか特段驚きのない高校が揃ったというイメージです。  

 

札幌の高校野球界隈は近年、私立校と公立校のレベルの差が特に他県の界隈よりも広いと言われていました(札幌に限らず北海道全体)。結果として今年も国際情報高校以外が私立高校ではあるのですが...。

 

しかし、前年度から徐々に公立校の台頭が目に見えて分かります。前年度でいうと札幌南が北星学園,札幌大谷に圧勝したり、札幌北が山の手,北海学園に勝利をしたり...。

 

   今年の結果を見てみましょう

 

スコアを見てみると実力差が拮抗しているのが分かるでしょう。前代で好成績を残し続けていた立命館が1回戦で文教大付属に7対1で敗れ、札幌創成も1回戦で札幌平岡に接戦で辛勝。道大会出場を決めた札幌第一も北広島、札幌東に1点差で実力差が無い危ない試合をしています(北広島は第一キラーですね笑)。他の中堅私立高校も私立同士の試合で敗退をしているので隠れていますが今回でいう札幌東、文教大付属、北広島などと当たった時勝利できるかと言われたら素直に頷くことはできないでしょう。

 

私は、札幌市の高校野球の実力格差を3年間肌で感じていました。トーナメント表が出た瞬間から劣勢になる、あの感覚(笑)。自分の努力不足と言われれば終了なのですが、やはり努力だけでは補えない差が正直あるのです。推薦で生徒を迎え入れ、設備のレベルの違い、時間の問題、学校自体の野球部の支援の差。現役の時はそんなこと考えずがむしゃらに取り組んでいたわけですが。引退をして1年感じることは多いです。その分、公立校が道大会にでると学校が盛り上がります。そうすると札幌の高校野球も盛り上がります。公立校が甲子園大会に出場でもすると大盛り上がりになるに間違いないのです。(過去に札幌南が出場していますが)

 

つまり、何が言いたいかというと強大な私立高校に立ち向かえる公立校が増えればいいなということです。遠慮なく野球に打ち込めるが公立校が増えてほしいですね。

 

長文読んでもらいあざした!!